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KPIマネジメント -KPI COMPANY-

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中国コンサルティング

中国工場コンサルティング

中国工場コンサルティング写真電機メーカーの駐在員として、中国工場で購入部材の品質管理責任者をしていました。多くの仕入先の中国工場・現場を見て、品質管理・品質改善指導をし、時に一緒に改善に取組みました。業種は違っても中国独自の問題点に着目し、それを解決することで改善が大きく進むことに気が付きました。

中国に進出している日系企業の多くが、品質管理、工場管理、従業員への教育や意識向上などに悩みを抱えています。そうした企業の方に、中国業務経験や技術など弊社スタッフが持っている強みがお役に立てると確信しています。

中国工場の品質・生産に関する問題を4Mを切り口として考えます。

Man
−中国人作業者に日本の常識、当たり前は通用しません。
  そんな作業者の意識改革と定着が課題です。
−工場運営のカギを握っているのが中国人管理者です。
  この管理者の育成が必要不可欠です。
−経営トップの考え方や方針、姿勢で工場の未来が決まります。
−日本人駐在員への支援も必要になる場合があります。
  日本では経験のない業務まで任せられることもあり、能力・工数ともに不足です。
Machine
機械・設備
−日本と同じ設備でもすぐには同じものは出来ません。
−細かなオペレーションのノウハウは日本に置き去りです。
 オペレーションノウハウの落とし込みに会社の技術力が問われています。
−予防管理の浸透がなかなか進みません。
Material
品・材料
−コストダウンのために中国製部材の使用が増えています。。
 その品質は日本製とは比較になりません。
−中国部材をいかに使いこなすかが課題です。
−サイレントチェンジにも注意が必要です。
Method
方法
仕組み
ルール
−4M変更管理に対する認識が十分ではありません。
−日本人と中国人とでは仕事の進め方に違いがあります。
−工場での当たり前の管理が出来ていません。

これら課題のうち、どこに大きな問題があるのか?
それを分析・把握してから解決に向けた取組みをするので、確実に成果が出ます。

中国工場コンサルティングメニュー
(1)品質管理体制の構築、品質改善
(2)生産革新・生産性向上
(3)人材育成
(4)中国仕入先・生産委託先の品質改善指導、工場監査代行

その他支援サービス(詳細は、こちらのページ)
(5)コロナ禍での中国工場監査代行実施サービス
(6)中国工場のCO2削減に向けた支援サービス
(7)中国購入先選定支援サービス


(1) 品質管理体制の構築、品質改善
1. 品質管理体制の構築・再構築
 品質管理の進め方は時代と共に進化しています。
 工場のレベルに合わせて品質管理体制を見直していくことが求められています。

1)検査による品質管理
 ・今はこのような時代ではありませんがクレームの絶えない中国工場ではこの体制が出来ていないのが実態です。
  このような中国工場では、検査体制の見直しで不良流出防止の徹底を図ることが必要かつ有効です。
 ・この段階では、検査方法/検査体制、及び、発見した不良品を出荷させないための工場基本管理を再構築します。
2)統計的品質管理
 ・工程や品管部の検査データを統計して品質状況を把握し改善を進めることで品質レベルを向上させます。
 ・数量が多く継続して生産されるものについては、時間の経過とともに改善され安定した生産が可能になります。
 ・この段階では、データの収集、統計、分析、フィードバックの仕組みを再構築します。
  フィードバックに基づく品質改善のための体制を作ります。
3)予防管理による不良の未然防止
 ・今求められているのは、この段階です。
 ・多品種少量生産では、上記2による管理が難しい場合も多くあり、管理の方法を予防管理にシフトしていかなくては
  なりません。
 ・考え方としては、不良品を発見するのではなく異常をいち早く感知し、不良が出る前に対処することです。
   → 異常を感知できる仕組みを作ります。
 ・不良が発生した場合、直接原因を究明することはもちろんですが、管理や仕組の不備による原因も見逃すことなく
  対策しなければ、本当の再発防止にはつながりません。
   → 基準書類に不備はないか
   → 4M変更管理に不備はないか
   → ルールを遵守する仕組みになっているか

※どの段階においても、工場での日常管理や4M管理を行うことは必須です。
  特に3の段階においては、漏れなく、そして進化させていくことが求められます。
※上記1〜3の段階を明確に区切って進めるものではありません。
  2や3の段階にあっても不良品の流出があれば、1の段階も見直さなければなりません。
  1と2、1と3というように合わせて再構築していきます。


2. 品質改善による顧客クレームおよび工程不良の低減

(2) 生産革新・生産性改善
※弊社では、生産リードタイムを切り口とした手法による生産性改善を得意としています。
 ・その考え方および進め方を説明いたします。

1.考え方の基本
 ・トヨタ生産方式(TPS)の考え方をベースにしています。
 ・弊社では、下記に記すTPSの考え方をベースに「あるべき姿」のものづくりを追求します。

1) TPSの基本思想
 @徹底したムダの排除による原画低減
 A造り方の合理性を徹底追及

2) TPSが目指すもの
 @絶えざる原価低減
 Aムダの徹底的排除
 Bつくり過ぎのムダが最も悪いムダ
 C必要なものを、必要な時に、必要なだけ造る (ジャスト・イン・タイム)
 D究極の姿 「お客様が必要とするスピードで1個ずつ造る完全受注生産」

※TPSの考え方は、製造業(工場)が目指すべきこと、そのものです。

2.生産性改善の進め方
1) 土台作り (工場基本管理の徹底)
 ・TPSの考え方を実践するためには、土台(工場基本管理)がしっかりしていることが必須です。
 ・土台(工場基本管理)とは
   5S / 5M管理 / 識別管理 / 不良品の処置 / 製品の扱い
  のことで、これらの管理を徹底することが重要です。

2) 生産リードタイムを切り口とした生産性改善の実現
 ・受注から出荷までの生産リードタイムを短縮することを目指す
  「生産リードタイム」=「加工」+「検査」+「運搬」+「停滞」
 ・ここには工場内のあらゆる仕事が含まれているので、その改善を生産リードタイムという1本の線でつなげて進めます。
 ・生産性改善は、個々の課題をバラバラに取り組んでも全体としての成果が見えません。
  生産リードタイムという切り口で工場が取り組むべき課題を見える化し、全体と個々の課題をつなげて
  改善に取り組むので確実に成果が出ます。

3) それぞれの工場に合ったものづくりの構築 (生産方式の構築)
 ・TPSをそのまま導入するのではなく、そのエッセンスを取り入れながら、それぞれの工場の置かれた状況に
  合ったものづくり(生産方式)の構築を進めます。

※生産リードタイムを切り口とした改善のイメージ
  

(3) 人材育成
1) 中国工場管理者教育
 ・中国工場のQCDを現場で支えているのが、現場の科長/組長/班長です

  工場のQCDのレベルは、現場の科長/組長/班長のレベルで決まります。
 ・管理者に必須の知識/意識を持たせるための教育を実施します。

2) 従業員教育システム構築
 ・中国工場では従業員に対して継続的に教育をすることが必要です。
  継続的に教育ができる、そして教育効果が出るシステムを構築します。


(4)中国仕入先・生産委託先のの品質改善指導、工場監査代行
中国企業から購入している商品・製品・部品の品質問題でお困りではありませんか?
コロナ禍で中国現地での工場監査が出来ない貴社に代わって、工場監査を実施!

1.品質改善指導支援
 ・弊社では中国企業の改善指導経験が豊富なスタッフが仕入先改善指導を支援します。
 ・併せて、貴社スタッフに改善指導スキルを身に付けていただきます。
1) 仕入先指導のポイント
 ・自社工場と違い改善対策を自分たちがやることはできません。
 ・先方(仕入先)に動いてもらって、対応してもらってなんぼの世界です。
   → いかに先方に動いてもらうかがポイントです。。
 ・これを肝に銘じて先方と話をすることが必須です。
 ・先方に動いてもらうためには、指摘する/依頼する項目を絞ることが必要です。
   → 先方の対応能力を見て判断することが重要です。
2) こんな企業様に最適です
 ・中国企業から購入を始めたが、仕入先指導の経験があまりない企業様
 ・商社様やファブレス企業様など自社でものづくりをしていない企業様
 ・生産現場や工程の改善指導ができるスタッフがいない企業様
 ・自社スタッフに仕入先改善指導スキルを習得させたいとお考えの企業様
3) 弊社に依頼して得られるもの
 ・仕入先の品質管理レベルが上がります。
   → 貴社に納入される不良品が減ります。
 ・貴社スタッフに中国企業と付き合い、改善指導するためのスキルを体得していただきます。
  最終的には、貴社スタッフが改善指導できるようになっていただきます。

2.仕入先・製造委託先への工場監査支援および代行
新規開拓、定期および問題発生時の工場監査をお手伝いします。


1) 工場監査
 ・新規開拓時の先方のレベル判断や既存仕入先改善指導において工場監査はとても重要な仕事です。
 ・工場監査では見るべきポイントがありますが、それは生産している製品や工程、先方のレベルによって違ってきます。
 ・このことから的確な工場監査を行うには、経験が必要と言わざるを得ません。
 ・弊社スタッフによる工場監査代行も実施しています。

2) このような企業様に最適です
 ・中国からは初めての購入で、中国仕入先工場監査経験がない企業様
 ・工場監査をできるスタッフがいない企業様
 ・商社様などものづくり経験のない企業様
 ・自社スタッフに工場監査スキルを身に付けさせ、自社で工場監査を実施したい企業様

3) 弊社に依頼して得られるもの

 ・貴社目的(取引可否判断、問題解決)を達成する工場監査が実施できます
 ・貴社スタッフに工場監査で見るべきポイントなど監査スキルを身に付けていただきます
  最終的には、貴社スタッフ単独で的確な工場監査が実施できるようになっていただきます
 ・工場監査にかかる工数及び費用が低減できます。

弊社の工場監査ノウハウを是非ご活用ください。
ご相談は随時受け付けています。


※食品工場の工場監査および指導も対応可能になりました。

中国工場コンサルティングの特徴

[1]中国工場に精通したコンサルタント
中国への駐在経験が豊富で中国での品質管理の進め方やの生産現場に精通したコンサルタントが指導いたします。

[2]生産現場で一緒に取組む
コンサルタントが生産現場で工場スタッフと一緒になり考え、工場の実状に合致した指導を行います。

[3]分かりやすさ
「なぜ必要か」「何を行うのか」「どのように行うか」「具体的にはどうするか」について明確に指導いたしますので、
分かりやすいと好評です。

[4]継続性・発展性
品質管理の構築から始まり工場管理全般、そして改善活動の推進まで指導しますので、指導終了後も継続され、
発展性があります。

[5]人材育成
指導の過程がスタッフ教育にもなりますので、人材育成につながります。
ご要望により、中国人管理職教育も実施いたします。


中国工場向けコンサルティング分野

1.品質管理体制の構築・再構築
2.品質改善による顧客クレーム低減及び工程不良低減
3.生産リードタイムを切り口とした手法による生産性改善
4.工場管理(現場管理・生産管理等)の見直しによる工場管理レベルの向上
5.中国人管理者教育
6.中国人管理者教育
7.中国工場立上げ支援
8.仕入先品質管理・改善指導支援
9.製造委託先及び仕入先の工場監査代行


※食品工場の監査および指導も対応可能になりました。

※ご相談は無料です。電話・スカイプまたは対面にて実施します。
  お問い合せフォームからご相談の申込みができます。
※費用が発生する場合は、必ず事前にご了解をいただくシステムとしていますので、安心してご相談いただけます。

コンサルティングの流れ

弊社へのご連絡
e-mailまたはお電話にてご連絡ください。
工場訪問及び診断(1日)
貴社工場を訪問し、弊社の考え方や取組み方について説明いたします。併せて、貴社概要のご説明をお願いします。
貴社概要説明は、一例として下記の通りです。

・ 経営課題(トップの基本的考え方)
・ 現状把握している問題点

工場/工程の実態調査を実施します。
その際に工場や各工程の責任者/担当者の方にヒアリングさせてください。調査後、主要な問題点の確認や改善の
可能性について、総経理、工場長や幹部の方とお話し合いをさせていただきます。

診断結果のご報告
工場診断の結果を基に、貴社工場の問題点と改善すべき課題を報告書にまとめ説明いたします。
併せて、コンサルティング提案書を提示させていただき、課題解決のための具体的なコンサルティングプランを
ご相談・打合せさせていただきます。
ご契約
貴社にて十分にご検討いただき、実施プラン、費用にご納得いただきましたら、正式に契約書を取交します。
コンサルティングの実施
コンサルティングプランに基づき定期的に貴社工場を訪問し、コンサルティングを実施します。
進めるに当たっては、関係の方々や経営トップとは連絡を密にとり、必要に応じて微調整を行い、確実に改善が
なされるようにします。

※工場訪問・診断及び結果報告までは無料で実施いたします。お気軽にお申し付けください。
※旅費・交通費及び宿泊費については貴社ご負担とさせていただきます。
※ご相談も無料でお受けしています。


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